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アトリエChinamiのご紹介
- はじめまして。「アトリエChinami」という屋号でご本人そっくりの人形と似顔絵を制作しておりますChinamiと申します。
ご本人そっくりの人形とは、羊毛フェルトという羊の毛を専用のニードルで刺し固めて、自由に形を作れる人気の手芸用品です。 -
- この羊毛を使って依頼者のお客様にそっくりな人形をお作りしています。
私の作品の特徴は、とにかくご本人にそっくりなことと、温かみがあって可愛いこと。
衣装もご依頼とそっくりの物をお作りする再現度の高さ。
そして手足が自由に動いたり、足の裏に仕込んでいる磁石によって鉄の板の上で自立することです。 -
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- 結婚式のウェルカムドールとして、プレゼントとして、誕生日や出産や開店祝いなどのお祝いに、そして自分用に、幅広い用途でご依頼頂いています。
- 似顔絵の制作と販売もしています。
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- 似顔絵はネット注文のほか、ショッピングセンターやイベントなどでも出店しています。
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そっくり人形を作り始めた理由
- 私は京都造形芸術大学(現在の京都芸術大学)で彫刻を学んでいました。
美術には大きく分けて抽象作品と具象作品があります。
抽象とは実際に存在しないものを表現すると言う感じで、現代アートによく見られる作品です。
具象とはそれとは逆にじっさいに存在するものを忠実に表現する作品です。
私は昔から本物そっくりに描いたり作ったりすることが好きで、大学でも人体塑像(モデルさんを見ながら粘土でそっくりに作ること)をしていました。 -
- ※この写真は私の作品ではなく、佐藤忠良という有名な作家さんの作品ですが、人体塑像の代表作品例として載せております。
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しかし今美術で求められたり評価されるのは「面白い作品」「面白い発想」いわゆる現代アート。
なので私の作品は全く評価されませんでした。
なんとか自分も作品に抽象の要素を入れてみたりもしたけれど、それは当時の私が表現したいものではなく、次何を作るかを考えるだけで辛くなり、学校にもあまり行けなくなってしまいました。
ほとんど学校に行かないまま、大学四年の秋に妊娠し(親激怒)就職もせずに卒業をして(単位ギリギリ)子育てを始めました。
大学を卒業した後もトラウマが残り、10年以上絵を描いたり物を作ることが出来ない状態が続きました。
そんな中、ふと出会った羊毛フェルトという素材。
はじめは何となく猫とかを作ってみたりしていましたが、友達の結婚式に招待されたときに初めて羊毛フェルトで人を作りました。
そのあと姉が大阪でカフェを始めた時に、開店祝いで姉の人形を作りました。 -
- これをきっかけに、カフェに来たお客様から人形を作ってほしいと言っていただくようになり、いつの間にかそっくり人形屋さんになりました。
その数年後から、大学時代の友達に誘われていつの間にか似顔絵屋さんにもなりました。
似顔絵を始めてから半年後、初めて似顔絵の大会に出場しました。
そこでまさかの6位入賞 -
- あ、以前は髪の毛まっピンクにしてました。
この時初めて大会で賞を取るという経験をしました。
そっくりに描く「具象」で賞を頂けたのです。
似顔絵や人形制作をしている中で一番感じたのは、「作る理由」。
今までは教授の評価しか目的的なものはなかったのですが、似顔絵や人形は、相手に喜んでもらうため。
やっと自分がしてきたことに自信が持てました。 - その後は家で人形の注文を作って、週末は似顔絵屋さんという毎日で、何となく似顔絵に限界を感じてきていました。
この時に初めて、日本似顔絵アーティスト協会が行っている似顔絵の勉強会に参加しました。
もうこの勉強会が目からウロコ!
そこには私が限界を感じていた似顔絵とは全く違う世界がありました。 -
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- 私はまだ、似顔絵の世界のスタート地点ににも立ってなかったことを思い知り、ここから似顔絵の世界にどはまりしました。
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世界の似顔絵を知る
- その後初めて似顔絵の巨匠の先生に似顔絵を教えてもらったり、似顔絵の協会のコンテストに参加したりし、そして海外の似顔絵師さんとの交流を経験しました。
時はすでにコロナだったので、日本主催でオンラインで行われた「JASPAN MINI CON」で、羊毛フェルトで立体の作品を作りました。
これがサプライズ部門で三位を頂くことが出来ました。 -
- この数か月後、2021年11月に毎年アメリカで開催されている似顔絵の世界大会「ISCAcon30」に参加しました。
通常は現地開催のみなのですが、この時はコロナのこともあり、現地とオンラインの同時開催でした。
協会の似顔絵勉強会以降色々教えて頂いていた先生のアドバイスを受けながら約3日間かけて作った作品がこちらです。 -
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- これがなんと、立体部門で2位を受賞しました!
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- 私の作品は、世界に通用出来たんだと、今まで感じたことのない感動と達成感でした。
日本の有名な似顔絵師さんからも「いや1位でしょ!」というお言葉を頂いたり、現地だったら一位取れたんじゃない?など色んな人に言っていただき、次は現地アメリカに言って挑戦したい!と強く思うようになりました。 -
現在の私の経済事情
- とは言うものの、現在私は高校生の一人息子を育てるシングルマザーです。
似顔絵と人形の収入は普段の生活費と、薬剤師を目指している息子の大学への進学資金や予備校代でいっぱいいっぱいなのが現状。
とてもアメリカに行く資金を捻出することは出来ません。
そこで今回、このクラウドファンディングを立ち上げることに致しました。 -
- ↑愛息子♡
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リターンについて
- 今回のクラウドファンディングのリターンは、通常の注文の制作時間も確保するため、既存の商品や今回特別に開発した商品もご用意しております。
またこちらに掲載の商品は応援価格として少し高めの値段設定にさせて頂いております。
通常の価格のご注文はホームページ(https://atr-chinami.com/)や注文用ライン(https://lin.ee/hr9ORqA)にて受け付けておりますので、お気軽にお問合せ下さい。